大口投機家は、どこで売りを膨らませたのか。。。NYプラチナ。17:25

本日は、大証白金についてコメントいたします。

その前に、大証金の考え方は以前と同じです。ただし、8900円台半ばまで反発しているため、押しは浅いように思います。いずれにしても、ここまで反発しているため、パウエルFRB議長の講演まで様子見とします。

日経225は、昨日のコメントと若干異なり、売りは意識せずに、押し目を買い拾う方針とします。

【大証白金】

 こちらのチャートは、NYプラチナ240分足になります。日足ではなく、240分足を選んだ理由は、NY市場における大口投機家の動向がなんとなく理解できるからです。

①は8月2日~8日までの期間、②は8月9日~15日までの期間になります。一番大口投機家が売りポジションを膨らませたのは、①です。繰り返しの話ではありますが、大口投機家は順張りです。高くなると買い、安くなると売ります。それと反対の行動をするのが、当業者です。つまり、当業者は逆張りということになります。割安を買い、割高を売ります。そのことを踏まえて、改めてチャートをご覧ください。

 

 ここ最近、NYプラチナが反発しております。以前からお伝えしていましたが、大口投機家が弱気しすぎた反動と考えます。そのため、徐々に同筋のショートカバーがヒットしております。恐らく、②の水準で売り込んだポジションの解消をしているのでしょう。しかし、まだNY市場の取組みは80000枚を維持しており、出来高も20000枚を下回っております。つまり、同筋のショートカバーは、不十分と判断しております。

 

 ①の期間の高値は943.95ドル、昨日のNYプラチナ高値は943ドルであったことから、この価格を確実に上回ってくると、大口投機家のまとまったショートカバーがヒットすることでしょう。よって、NYプラチナの出来高が30000枚を上回り、尚且つ20~30ドル高の反発があれば、4140円以下の買い玉は一旦利食いしたいと思います。

 

 私は、8月15日に900ドルを割り込んだことで、ダメ押しになったと考えております。6月30日の安値894.2ドル、8月15日の安値882.6ドル。つまり、この安値から安値日柄の1ヶ月~1ヶ月半は、下げ渋る展開を予想します。ただし、大口投機家の売りポジションが早い段階で減少した場合は、相場下落に対し注意する必要があります。

 

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