日銀金融政策決定会合では、日銀が政策金利残高に対する0.1％のマイナス金利を維持しました。長期金利上限引き上げの見方もありましたが、上限1％を目処に柔軟化するとのことでした。金融緩和継続に変わりはないと考えます。
【大証金】
大証金は、やはり下げ渋りを見せてります。NY金市場では、私が予想するところ、10月25日～27日の上昇（1970ドル～2010ドル）したにもかかわらず、大口投機家は10000枚程度しか買っていなかったように思います。そのため、買いついた相場ではないということになります。ということは、下落場面で売り物が限定的になりやすいということになります。よって、もうしばらく時間をかけながら、内外ともに高値更新が困難になるまでは、積極的なトレードは控えたいと思います。
大証金は、中長期買いスタンスですが、修正安も意識してます。
【大証白金】
大証白金は、前々から指摘していたNYプラチナ920ドルを上回ったことで、940ドル台まで上昇し、4400円台を上抜けてきました。ドル安に加え、UAW（全米自動車労働組合）が、ゼネラル・モーターズと労使交渉で暫定合意し3社のスト終結する見通しとなったことが、大口投機家の買戻しを誘発したように思います。昨日もお伝えしたように、上昇し続けるには、時間が必要と考えます。そのため、本日のように、内外で反発したところでは、買い玉の一部を利食い、NY市場で〇〇〇ドル近辺まで押し目があれば、大証白金を買い拾ってみるのが良いでしょう。基本は、買いスタンス継続です。売りは一切考えません。
【日経225】
日経225は、本日の日銀会合で思惑通りの内容でなかったことが、安値を切り上げた要因になりました。しかし、昨日も指摘したように、反発したからと言って、底を打ったと判断するのは時期尚早です。テクニカルが、いまだ弱気になっているため、もうしばらく底固めが必要になるように思います。とは言え、本日空売り比率が低下するか注目したいと思います。
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