2024年初のコメント。18:07

新年 明けまして おめでとうございます

 本年もよろしくお願い致します

 ただし、元日に石川県能登半島沖地震、羽田空港衝突事故が起き、一部の地域の方に関しましては出鼻をくじかれた2024年のスタートと思います。一日も早く、気持ちが休まる日を迎えていただきたいと思います。

【日経225】

 本日の日経平均株価は、石川県能登半島沖地震の影響や米国株式安により、一時700円以上下落しました。しかし、円安がサポートとなり、最終的には175円安まで値を戻しました。本日の切り返しは、買戻しがメインになっていたように思います。そのため、再び下振れの可能性があります。そのため、高値は強気する相場ではないと考えます。しかも、私は未だ、ドル円140円~145円のレンジを予想していることもあり、ここから先の円安期待は考えにくいと思います。よって、日経225の予想レンジを32700円~33500円とし、トレードしていきたいと思います。

【大証金】

 大証金は、昨日9354円まで下落しましたが、結局安値から100円切り返す結果となりました。昨年も指摘していましたが、大証金の下落は一先ず落ち着いたと判断しています。その理由の一つが、円高一服です。どうしても、大証市場は円高に動きますと、警戒した売り物が出やすく、予想以上に下落することが多々あります。それが、昨年の中旬でした。そのため、ドル高でNY金が安くなったとしても、円安分が大証金の下値サポートと予想し、昨年12月後半からは予想レンジを9300円~9500円に引き上げました。

今年に入り、NY金市場における大口投機家の手仕舞い売りも見受けられるため、今でも予想レンジは変わりません。ただし、近い将来〇〇〇〇円までの反発は予想しております。つまり、短期は高値強気せず、中長期は押し目買い方針と考えます。

【大証白金】

 やはり、大証白金は4500円以上から売り叩かれることとなりました。昨年も指摘しましたが、NYプラチナ価格が現物価格よりも15~20ドル割高だったため、NY市場における大口投機家が買い煽っていると判断し、高値は警戒するように伝えしました。今では、10ドルまで縮小しましたが、昨日のNY市場出来高が乏しかったこともあり、もう一段安を意識しておくのが良いでしょう。

 繰り返しの話になりますが、高値で買いつき、更なる買いが出現しなければ、自ずと市場価格は下落します。それが、マーケットの基本です。つまり、NYプラチナ1000ドル以上で、今の強材料をいったん織り込んだ形になったと判断しています。しかしながら、昨年とは異なり、今年はFRBが3回利下げを示唆しているため、大口投機家の買いポジションの出し入れが予想できます。つまり、売り=手仕舞い、買い=新規の可能性が高いと考えます。よって、NYプラチナの下値を〇〇〇ドル近辺と予想した上で、同市場の出来高を確認したいと思います。

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