【昨日の動き】
昨日NY銅は、軟調に推移していた上に、米中古住宅販売件数が市場予想を下回ったことで、更に売られることとなりました。しかも、本日朝方3時公表のFOMC議事録で、数人のメンバーが必要ならば更なる引き締め意欲を示していたことが分かり、NY銅は軟調な一日となりました。
【大証金】
大証金は、12000円前後では買い拾われやすいと指摘したうえで、仮に終値が11950円を下回った場合は撤退とコメントしてきました。本日、買いポジションのロスカットが成立しました。
NY金もNY銅も同じタイミングで下落したように思います。しかも、FOMC議事録がタカ派的であったことも売り圧力になったと考えます。
やや過剰に反応したように思いますが、大証金は5月20日の安値を下回ったことで、一旦〇〇〇〇〇近辺まで下落する可能性が出てきました。そのため、買いは見送りたいと思います。
今までの私の相場理論であれば、前日の高値12193円を上回って終わらない限り、相場は上昇に転じないということになります。つまり、本日から明日にかけての可能性は低く、値ごろ感で買い拾うのは避けたいと思います。おそらく、反発しても売り物が出やすいように思います。
【大証白金】
大証白金は、まさかの前日安値を下回って取引終了しました。ここ数日前から天井の可能性が高まっていることを伝え、昨日は5326円まで反発しましたが、結果的には上髭陰線となりました。しかも、安値更新は、更なる下値を意識させることでしょう。
若干、チャートにて解説したいと思います。
こちらは、NYプラチナ日足チャートです。本日①の安値1039.6ドルを下回ったことで、一部決済売りが出たように思います。ここで注意する点は、②です。②青枠期間は、5月8日~14日になります。この期間内で、大口投機家の買いポジションは、8082枚増加しました。つまり、今後相場のキーになるのは③5月14日安値1009.6ドルと考えます。この価格を下回ると、一気に1000ドルを割り込むかもしれません。注意してみたいと思います。
ちなみに、大陽線は買いが多いことを表しています。大陰線は、その反対です。つまり、青枠期間で、大口投機家が最も多く買ったのが、5月14日と判断しております。
【日経225】
日経225は、大幅高となりました。昨日指摘した39010円を上回ったことで、再び強気していきたいと思います。
本日の会員サイトでは、一定のレンジを伝えましたが、少し引き上げて考えたいと思います。ここで注意する価格は、前日安値38460円です。その価格を下回る確率は低いものの、そこだけは意識しておくのが良いでしょう。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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