東京白金は、短期的に売られる場面も。

東京白金は、既に会員サイトでは修正安に控えるべきと、お伝えしました。昨日の会員サイトでは、金も白金も押しを入れる可能性が高いとして、今一度突っ込みは買われるとしましても、大きく上昇できないため、高値では売りも視野に入れることをお伝えしました。

さて、今まで東京白金は買いでお話ししてきました。しかも、大相場の兆候を意識した買いです。ただし、私のイメージとしては、ここから上昇したとしましても、大相場に発展できずにまた売り叩かれる可能性があるため、一呼吸置く意味でももみ合い、若しくは〇〇〇ドル近くの修正安が欲しいところです。

 今、東京白金をけん引していますのは、南ア通貨ランド上昇、NYダウ20000ドル定着、鉄鉱石上昇による中国の資金分散などが、相場を下げさせないようですが、果たしてそれを鵜呑みにして良いのでしょうか!?リスクオンの格好となっているのは言うまでもなく、今年に入ってリスクオフの動きがほとんどみられておりません。仮にリスクオフになったとしましても、NY白金が〇〇〇ドルを下回ることは考えられないものの、NY白金市場におけるファンドの買いが一服、一部売り逃げている可能性もあるため、今の価格帯より売られる可能性があると考えております。

 ただし、今までのような売り相場になるとは考えられません。と言いますのも、大相場を意識している理由の一つとして、東京市場における一般投資家のポジションが変化し続けている事です。今年に入りまして買い越枚数が15,000枚~16,000枚でしたが、昨日のポジションは約5,500枚の買い越しまで減少しました。つまり、下げたところで買い玉の決済(投げ売り)は出にくく、若しくは投げ売り限定、むしろ売り玉の買戻しが入りやすいため、大きく崩れるとは思いません。そういったことを考慮しますと、〇〇〇〇円を下値目安と考えながら、買い場を探していこうと思います。

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