東京金が、上がりにくい理由。

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東京金は、売り方針継続です。ここ最近、私自身が勝負していることから、金のコメントが多くなります。それ以外の商品につきましては、会員サイトで掲載しておりますが、会員様以外の方はお問い合わせください。

 上記のチャートは、2012年9月~2013年4月までのドル円日足チャートになります。2012年10月77.50円から2013年2月までで16円近く円安になりました。当然、2012年11月16日に衆議院解散し、12月に総選挙したことから、同年12月26日に安倍内閣誕生し、そこからアベノミクスのスタートとなりました。

一方、米国では同時期の2012年9月からQE3がスタートし、2013年12月まで毎月850億ドルの金融緩和を行っておりました。

 さて、東京金の最高値を見てみましょう。2013年2月7日に5081円を付けてました。正直、その当時、私のお客様は1g=4300円から買い始めました。4700円も買いました。5000円以上で利食いした経緯がありますが、冒頭で述べたように日本市場で円安となり、米国市場でNY金高となったことから、5000円の大台を突破したわけです。何度も言いますように、その時は上昇するべき条件が整っていたわけです。

 しかしながら、今はどうでしょう。アベノミクスが継続しておりますが、ドル円が111円から128円まで円安が行きますか?話半分にしましても120円突破できますか?

 米国市場は、更に金融緩和しようとしていますか?むしろ、金融引き締めに動いていますよね。それでは、こと金融から金(GOLD)を話した場合、南アの生産が落ち込んでおりますか、インド・イスラム教・中国などの買い付けが行われておりますか?インドは今後需要が落ち込むとの見方も出ており、世界の生産量は毎年増加しております。

ならば、何度もお伝えしておりますが、今の1250ドル以上は高いと考えるしかありません。東京市場で円安が一気に上昇しない限りは、4500円以上を安心して買う相場にはならないと考えております。

 以上、上がりにくい要素をお伝えしました。引き続き気合い入れていこうと思います。

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