東京白金は、上値の重い展開。

キャプチャ (24)

本日は、東京白金のコメントをお伝えします。東京白金は、会員サイトで3415円以上は売りとしながらも、昨日3412円までしか上がれずに不成立となっております。しかし、今は戻り売り方針で対処しております。

その理由としましては、上記の東京白金の日足チャートに移動平均線上から25日、100日、5日線を重ねたものをご覧いただきますと、3381円~3386円に集中しているため、上値が重くなると考えております。もう一つは、NY白金におけるファンドは、私の予想と異なり売りポジションと買いポジションを増加させていることもあり、一方向に動きにくいと考えております。(以前私が東京白金を強気した理由としましては、ファンドが売りに偏っていたため)それに付け加えて、せっかく8月から9月にかけて950ドルから1025ドルまで買い上げたファンドが、今回のNY白金下落で買いポジションを減少させたため、そのファンドが再度NY白金を買い上げるとは思えないためです。

下のチャートも、やや上値が重い理由の一つになります。

キャプチャ[1]

 10月3日に3303円の安値を付けてから17日の高値まで9日間の日柄を費やし、ましてや12日・13日・16日の上昇を一気に帳消しにしたこともあり、戻りは限定的と考えております。戻りは限定的とお伝えしておりますが、大きく崩れる相場でもないように思えます。なぜならば、先ほどもお伝えしておりますように、ファンドは売りポジションを増加させているからです。しかも、南アETF保有残高は減少しているものの、ロンドンETFは増加しており、資金が若干流入しているように思えます。そのため、再び今年6月~7月の揉み合いのように動くのかもしれません。ただし、相場に分がありますのは売りと判断しております。よって、戻り売り方針とします。

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