東京白金も、今一度買い拾われやすい。

 東京金は、狭いレンジを予想しており、今のところ下抜けする時間帯ではないため、売り買いのバランスを取りながら、売るタイミングを探しております。

 東京白金は、会員サイトで3600円以上は一旦利食いとし、1月23日に成立、その後〇〇〇〇円以下で買い直しとしましたが、1月24日の急落で面を食らってしまいました。基本は、大きくも崩れないと考えております。ただし、今後も上昇相場が続くとも考えられません。私は、以前から東京金は弱気しておりましたが、東京白金は弱気せずに、強気しておりました。その理由としましては、金よりも価格が安いこと、パラジウムが上昇しても白金は上がれなかったこと、白金に対しての弱い材料が蔓延しNY市場でファンドが売り込んでいる事、などなどでひたすら買いで考えておりました。

 しかしながら、ここからは下がりもしなければ、上がりもしない相場展開を予想しております。と言いますのも、ここ最近の上昇により、NY市場で売り込んでいたファンドが買い戻しをし、尚且つ新規買いをしているのが目立ちます。しかも、ロンドン白金ETF保有残高が減少しており、上値が重くなりそうです。その一方で、下げない要因もあります。1000ドル前半で上海白金の出来高が増加しており、それに加え南ア・ランドが堅調に推移しております。しかも、NYパラジウムよりも70ドル以上割安であることから、NNY白金の割安感が目立ちます。

 よって、大きな動きはイメージできないため、今一度、突っ込みは買い拾い、吹き値は利食いを考えていきたいと思います。

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