東京白金と東京トウモロコシのコメントを更新いたしました。

 東京白金は、思った以上に売られました。ただし、再三述べていますように、ここからは弱気せずに安値を買い拾っていきたいと思います。その理由としましては、昨日コメントしましたように、格付け機関が南ア国債の格付けを現状維持としたことにより、南ア・ランドが今後も堅調に推移すると予想していることや、NY市場におけるファンドのポジション調整が進んでいることから、今後は下がりにくくなると考えております。しかし、今現在、ドルが堅調に推移していることや、米トランプ大統領による政治・地政学・貿易リスクが漂っているため、高値を追って買うような状況ではありません。そのため、引き続き安値を買い拾う感覚で行きたいと思います。

 東京トウモロコシは、29日の米農務省四半期在庫、及び作付意向面積の発表で、サプライズではありませんでしたが、市場は作付意向面積を材料視し、大幅高となりました。米中の貿易摩擦により、中国の報復策として米国産大豆に完全をかけるのではとの見方もありましたが、関税リストには大豆は乗っていなかったことから、大豆はやや戻り基調になっていたこともあり、今回過剰に反応したように思います。29日に発表されました作付意向面積は、8802万6000エーカー(前年度9016万7000エーカー)と、2017年度に比べ214.1万エーカー下方修正となりました。一方、四半期在庫は88億8800万Bu(事前予想87億1300万Bu)と予想を上回りました。昨年の作付意向面積、四半期在庫の発表では、それぞれ今回のような結果でした。作付意向面積は事前予想を下回り、四半期在庫は事前予想を上回りました。先ずは、四半期在庫に注目してみますと、前年同期は86億1600万Buでした。事前予想より6500万Bu上方修正されました。その四半期在庫がその年の8月末に、毎月発表されます期末在庫まで減少するということで、今回の数字によって、当然4月の需給報告の変化があると考えます。しかも、4月の需給報告は、今回の四半期在庫が増えた分の影響があり、作付意向面積の数字は5月の需給報告に反映されます。

 つまり、今回四半期在庫が予想を上回ったことは、今現在の在庫に影響を与えるため、ここまで強気になる理由が、正直分かりません。当然、四半期在庫が予想を上回ったことは、今後の新穀期初在庫にも影響してくることから、私はシカゴコーンがこのまま上昇し続けるとは思えません。よって、来週再び売り場を考えていきたいと思います。

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