東京金は、売りでの出し入れ。狭いレンジでの動き予想。

キャプチャ

 東京金は、未だ上値が重い展開を予想しておりますが、NY金が底堅いため、ボラティリティが低く、4500円台での小動きを予想しております。

実際のところ、ドル高・6月12日からのFOMC(米利上げ観測)、同じく12日の米朝首脳会談実現は上値の重い材料となりそうです。その一方で、イタリア、スペインの政治不安、米国貿易戦争はNY金の支援要因になります。

 上記のチャートは、東京金の一目均衡表、MACD、RSIを組み合わせたものになります。そのテクニカル指標を見る限りでは、売りと判断するしかありません。

一目均衡表の雲とも呼ばれております先行スパンは、4555円~4600円で推移しております。転換線は4570円、基準線は4589円となっていることから、その水準が上値の抵抗になりそうです。MACDも売りのままであり、RSIは26日の下に14日が推移していることから、売り目線で取り組んでいきたいと思います。

 しかしながら、仮にFOMCで利上げを行い、米朝首脳会談が実現されなかった場合は、ドルの上昇は一服し、NY金にファンドの買いが入る可能性があります。つまり、今月中旬まで、新規売りでの出し入れを行い、中旬以降は新たな相場動向が予想されるため、それまでのトレードとします。

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