東京金、東京白金共にやや強気へ。その理由は・・・。

やや、貴金属は底堅く推移しそうです。

 6月1日の東京金のコメントでは、大きな相場に発展できないため、来週のFOMCまで売りでの出し入れをするのが良いとしてきましたが、本日の会員サイトからは、若干買いに分が出てきたとお伝えしました。それは、米中の貿易摩擦、イタリア国債安、米朝首脳会談への警戒などから、NY金は底堅く推移しております。ポイントは、ユーロ高と考えております。ユーロが堅調に推移しているため、NY金は反発、若しくは売られにくくなっていると考えております。ユーロ高は恐らく来週14日まで続くと予想します。と言いますのも、14日のECB理事会で、量的金融緩和の終了について議論する内容が市場に伝わったことから、今現在、ユーロは堅調に推移しているようです。

 ただし、その一方で、来週FOMCが開催されることもあり、ドル高推移、NY金の上値は限定的になりそうです。よって、高値を追って買うのではなく、ユーロ安でNY金が売られた場面を狙って、買い拾ってみるのが良いと思います。やや、気持ち的に買いへ傾けていきます。

 

 

 5月31日に東京白金を強気している理由を、コメントいたしました。そこでは、ファンドの売りがピークに達していると伝え、イタリアの政治不安でユーロ安にも拘わらず、NY白金は大きく売られなかったことを評価しておりました。しかし、6月4日・5日に900ドル前半から900ドル割れを演じた時点で、ファンドが更に売りポジションを追加したように思います。ただ、NY白金900ドル前後でファンドの売りポジションが増加したことを考えますと、今後、ユーロが堅調に推移し始めている事によって、ファンドのショートカバーが入り、NY白金は〇〇〇ドル前後まで上昇すると予想しております。引き続き、買いポジションを維持していきたいと思います。

 

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