東京白金は、徐々に底上げ!?

 昨日のコメントでも、東京白金は東京金より早く、底打ちをしたと指摘。今晩の米国とEUとの首脳会談の内容次第ではありますが、大きく崩れる相場ではないと考えております。白金の上昇要因は、中国の金融刺激策、南ア・ランド高、ドル安のように思います。しかも、NY市場ではファンドが売り込んでいる相場だけに、米国が自動車へ関税をかけないようならば、一気に買戻しが出ても不思議ではありません。

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 さて、東京白金ですが、相場の分岐点まで反発してきました。ここからは、少しテクニカル面でお話ししたいと思います。正直、私は期待感も含めてコメントします。まず①をご覧ください。一目均衡表の遅行線が6月下旬の持ち合いの水準まで、買い切ることができるのかがポイントになります。買切るという事は、更なる上値が期待できるという事になります。次に②ご覧ください。7月10日の3058円(高値)、13日の3059円(高値)を上回るかがポイントになります。早い段階で上回るようならば、3100円半ばまでは買い進まれると予測します。③は、一目均衡表の基準線と転換性の関係です。上昇するときは、常に基準線の上に転換線が位置しております。下降する場合はその逆になります。今回、基準線が下げました。それは、26日前に価格が下げ始めたからになります。基準線が下がり、転換線が横ばいとなり、価格がそのテクニカル指標の上に位置した場合、買いのシグナルになることでしょう。最後に④です。単純に相対力指数ですが、42日を14日が上抜きました。3度目の正直になるか見ものです。

 

以上のことから考えても、底は打った相場と思います。今は謙虚に数字を確認しますが、この相場は2番底を売っていることから、かなり上を見ても良いと考えております。私の予想では、〇〇〇〇円です。

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