FOMC後のNY金の動きに注目。

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いよいよ本日、FRB政策金利の発表があります。実際は、明日の午前3時です。大方、0.25%の利上げは織り込まれています。12月の利上げ、来年の利上げ回数が注目されるところです。

東京金は、押し目買い方針です。まず、政策金利の発表によって、ファンドの売りポジションがどのように変化するかになります。上記の棒グラフは、向かって左がNY金ファンド買いポジション、右がファンドの売りポジションになります。ファンドが売りポジションを増加させたのは6月中旬以降ですが、売りたたいたのは7月に入ってからのように思います。その時の価格帯は、1250ドル前後。今でも売りポジションを維持しております。ただし、今回米長期金利が上昇し、金利がつかない金が売られ、さらに米国経済好調からドル高が継続し、NY金が売りたたかれることとなりましたが、ここにきてドル高に一服感が出ております。今回の発表により、再びドルが下押しするようならば、NY金におけるファンド売りポジションの解消(買戻し)が出てきても不思議ではありません。

しかも、NYダウが弱含み始めていることから、今まで米国市場(国債・ドル・株式市場)に流入していた資金が、再び金に戻ってくることも予想されます。今の状況で、NY金1300ドルの可能性はないと考えておりますが、〇〇〇〇~〇〇〇〇ドルまでは十分に視野に入ってくると考えております。

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