株式・原油市場次第。

 年末にきて、ものすごい相場となっております。商品市場では、原油の下落が止まりません。その影響から東京白金の上値が重くなっております。NYダウも大幅下落、VIX指数36ポイント台まで上昇していることから、東京金は堅調に推移しております。

 言うまでもなく、米国政府機関一部閉鎖、FRBのタカ派発言、米中貿易摩擦、クリスマス前の薄商いでの売り攻勢などなどが重なり、内外ともに株安となっております。先週末のNYダウの納会は反転のきっかけにならず、残すは26日の米国市場休場明けになることでしょう。クリスマス休暇後にファンドトレーダーが参入し始めることから、商いが徐々に活発的になると考えております。そうなりますと、余計に売りすぎたファンドの買戻しも入りやすくなり、反転まではいかないものの多少の反発は考えられます。(株式市場はじめ、原油市場に対する見方)

 東京トウモロコシは、一旦売り玉の利食いと考えております。東京白金は、期先新補限月に乗り換えを考えております。東京金は、中立。円高が上値を抑えるものの下値限定と予想。

今回の下落により(株式・原油市場)投資家のマインドが冷え切っているため、全ての商品に言えますが、反発しても売り物が出やすいことが予想されます。そのため、年内大きな上昇は期待しにくいと考えております。

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