東京白金は短期売りスタンス、安値は弱気しにくい。

キャプチャ

上記のチャートは、NY白金の日足&出来高・取り組みになります。

ここ1週間の動きを見ますと、NY白金850ドル以上で、出来高が30000枚以上となっております。しかも、取組みが減少していることを考えますと、売り方ファンドの手仕舞い、期末のファンドポジション調整が入っていると考えております。

正直、ここから強気しにくいところです。私は、まだ900ドルを突破するような相場ではないと考えております。そのため、短期的には東京白金の売りも良いと考えております。

 しかしながら、以前からお伝えしていますように、世界白金ETFの残高が増加傾向にあります。22日時点でNY白金ETFは21.63トンでしたが、27日時点では21.93トン。ロンドン白金ETFは10.30トンから10.32トン、南ア白金ETFは28.13トンから31.22トンへ増加しております。やはり、増加が目立ちますのは、南ア・アブサキャピタル白金ETFになります。

 投資資金が白金に流入していることを考えますと、供給過剰がやや緩和される可能性が出てきます。そのように考えますと、NY白金〇〇〇ドル以下は弱気したくありません。よって、お客様にもいくらまで下げると聞かれますが、価格ではなく、日柄・時間軸で考えていこうと思っております。

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