今週は、24日クリスマスイブにより海外市場短縮取引、25日クリスマスにより休場となっております。そのため、ほとんど変動がなくなると思われます。
さて、金ですが、お客様から何故下げないかの質問がありました。米長期利回りが1.9％台まで上昇しているにもかかわらず、NY金は1480ドルを維持しております。正直、私にも分かりません。ただ、一つ言えることは、金買い本尊の資金が、未だ居座っているという事でしょう。NY金1450ドルを上抜けてから、米国金ETFが増加しました。未だ80～85トンの居座っております。しかも、その買いは米長期利回りが2％を割り込んでからのETFの買いであるため、1.95％に利回りが上昇しても、ポジションを減らすことはないでしょう。そのように考えますと、米長期利回りが1.8％とか1.9％とかは、あまり意味がなく、2％を超えてこない限りはNY金1450ドルを割り込むことは困難と考えております。
