NY市場で、プラチナは再び反発するか!?17:40

 まず初めに、3日間予定していたジャクソンホールでの経済シンポジウムは、8月27日のみとなりました。そのため、FRBパウエル議長の講演も週末ということになります。デルタ株蔓延していることから、同氏がタカ派発言するか注目しております。

 

 本日は、NYダウが先週末に反発したことや、ジャクソンホール前の海外投資家の買戻しで日経平均が反発、それに追随するように大証白金も久しぶりに大幅反発となりました。

 NYプラチナは、現在1000ドルを上回っており、このままNY時間に突入すると、ファンドの買戻しが更に入り、もう一段高も考えられます。ただし、買戻しによる上昇は長続きできず、再び失速することも意識しておかなければいけません。下値では、その値動きの繰り返しになり、徐々に上値形成すると予想しております。当面は、〇〇〇〇円台は強気できず、早い段階でその水準まで到達するようならば、短期的に売りも考えておきたいと思います。ただし、NYプラチナ1030ドルを上回ると、2番底確定になるため、売りは飽くまでも補助として考えておくのが良いでしょう。

 

 NY金は、ジャクソンホールでのFRBパウエル議長の講演までは、恐らく1800ドルを上抜けることは困難と考えております。先日のFOMC議事録で、大半のメンバーが年内のテーパリングを支持していたことは、金にとって上値を抑えている要因と考えています。しかし、金価格が現水準を維持しているのは、アフガン情勢やデルタ株感染拡大、各国中央銀行金購入によるものと判断しております。テーパリングは金の売り要因ではなく、上値を抑える要因でしかありません。そのため、180度相場の流れが変化したということではなく、むしろ買いチャンスと捉える方が良いと思います。

 

 コーンは、米国環境保護庁(EPA)が、2021年度におけるバイオ燃料の混合義務の水準を引き下げ、エタノール需要が減少するとの見方により、シカゴ市場で下落しました。また、米産地でのクロップツアーによると、アイオワ州コーン平均単収は190.76Bu(前年度177.81Bu)と、良好な数字を発表したことも、ファンドの手じまい売りを誘ったように思います。以前もお伝えしていますが、天候相場が終了したため、弱材料に反応しやすくなるのは仕方がないことです。強材料が今後出たとしても、天候相場の高値を上回ることは考えにくく、ここは逆張りで対応するのが良いでしょう。

 

本日は、プラチナ、NY金、コーンについてコメントしました。それ以外のご質問・お問い合わせは、080-4653‐1005までご連絡ください。

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