本日のマーケットは、米長期金利上昇を嫌気し、昨日のNY市場でも金融商品全般に売り物が出たため、日本市場で下落スタートとなりました。自民党総裁選で岸田文雄氏が勝利したことで、日経225は今後の政権期待により大引けにかけて買戻しが入った模様。
金ですが、米長期金利上昇は一番上値を抑える要因になります。先日のFOMCでのタカ派的な内容を今でも消化できていないようです。大証市場では、依然としてテクニカル面は売り継続となっており、今のところ買いは意識しない方が良いと考えます。しかし、NY市場で1750ドルを割り込んでいるため、あまり弱気しにくいところです。
大証白金は、本日午後3440円まで失速したことから、テクニカル面で買い転換はしていません。やはり、8月の揉み合いが、今の白金相場を抑えているように思います。もうしばらく静観してみたいと思います。