米長期金利上昇、貴金属の上値を抑える。18:28

 本日のマーケットは、米長期金利上昇を嫌気し、昨日のNY市場でも金融商品全般に売り物が出たため、日本市場で下落スタートとなりました。自民党総裁選で岸田文雄氏が勝利したことで、日経225は今後の政権期待により大引けにかけて買戻しが入った模様。

 金ですが、米長期金利上昇は一番上値を抑える要因になります。先日のFOMCでのタカ派的な内容を今でも消化できていないようです。大証市場では、依然としてテクニカル面は売り継続となっており、今のところ買いは意識しない方が良いと考えます。しかし、NY市場で1750ドルを割り込んでいるため、あまり弱気しにくいところです。

 大証白金は、本日午後3440円まで失速したことから、テクニカル面で買い転換はしていません。やはり、8月の揉み合いが、今の白金相場を抑えているように思います。もうしばらく静観してみたいと思います。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事