金は、売り材料出尽くしか!?10:49

先週末の米雇用統計は、市場予想を上回ったものの、その後米長期利回り低下、ドル安に振れたことから、NY金は大幅上昇となりました。先週末の大証金コメントでは、米雇用統計発表前後で買うのが良いとお伝えしたように、その発表以降上昇し続ける相場となりました。

 こちらは大証金5分足になります。こちらの相場を見て分かる通り、米雇用統計発表前後が絶好の買い場となりました。基本は買いスタンス継続です。先日FOMCで、今月からテーパリングを決定したことで、金にとっての売り材料出尽くし感が出たことも、新規買いを誘った結果となりました。このようになりますと、NY金1800ドル、大証金6550円が下値サポートラインになると予想しております。つまり、その価格を維持しているうちは、買い方針継続としていきたいと思います。その価格を下回るようならば、買いポジション一部決済と考えております。

 

大証白金は、買い方針継続です。東南アジアの自動車部品工場は正常化に戻りつつあり、今月、来月自動車販売台数が大幅に増加する可能性があります。しかも、上海プラチナの出来高は、1020ドル台で増加傾向にあることから、前回お伝えしたように1020~1030ドルでは実需の買いが入りやすいと考えております。ただし、今週3850円以上で取引終了しない場合は、11月24日まで4800円を挟んだ揉み合いも予想されます。今週がポイントの週と考えております。

本日は、大証金、大証白金のコメントをしました。それ以外に関するご質問は、080-4653‐1005までお気軽にご連絡ください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事