金と白金、明暗分かれる。17:34

 大証金は、6600円前半で買い拾いたいとコメントしましたが、6627円までしか下がらず、未だ様子を見ております。先週のFOMC議事録で予想以上のタカ派的な見方と、先週末の米雇用統計で失業率が改善したことにより、市場は3月に一回目の利上げを行うと予想しております。つまり、3月15日・16日のFOMCまでは一進一退の動きになると予想しているため、相場が売られたところを買い拾うのが良いと考えております。

 

 大証白金ですが、ここにきて株式市場低迷により、上値が重くなっております。ここ最近の中国実需の動向は、価格低下により買い拾っていると思いますが、その一方で大口投機家(ファンド)がショートカバー後に再び売り直してきているように思います。そのため、金とは異なり、先週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回ったことをネタに、売り込んでいるように思います。本日、NYプラチナ960ドル、大証白金3550円を上回れるかがポイントになります。私自身、今年に入ってからは、白金価格が底堅く推移すると予想しておりますが、引き続き慎重に見ていきたいと思います。

 

  日経225は、オプション買い方A社が28500円で売りポジションを持ったことで、28500円が上値の抵抗になっております。ただし、そのA社は28000円が底値と考えたポジションバランスを撮っているため、当面は28000円~28500円レンジを予想しております。下値は浅いと考えておりますが、仮に新規買いする場合は27900円以下ではロスカットをお勧めします。今は売りの流れであり、買う理由は値ごろ感しかありません。それを踏まえてトレードをするのが良いでしょう。

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