【日経225】
昨日、日経225ミニを新規買いするならば、27200円台とした一方で、昨日空けた窓を完全に埋めた場合は、一旦決済とコメントしました。結果、本日27160円を下回ったため、買いポジション一部決済しました。日経225を弱気しているわけではありませんが、私の持論では、勢いのある相場ならば窓は埋めず、窓を完全に埋めた場合は上昇に時間が必要と考えています。買いチャンスを狙いつつ、とりあえず静観しておこうと思います。
【大証金】
大証金は、昨日の会員サイトで、6600円前後で新規買いを推奨しましたが、6611円までしか下がらず、私自身買えませんでした。昨日のNY金は、22時15分に発表したADP雇用統計が、市場予想を大幅に下回ったことから、米長期利回り下落、NY金が買い直されたように思います。しかし、ここ数日間、NY金においてファンド買いポジションの解消が出ており、今までの力強さは感じられません。今月は、来月のFOMCに向け、要人発言が多発するため、方向性が出にくいと考えております。ドルが96ポイント、米長期利回り1.8%以下で推移しているうちは、NY金1780ドルが下値ポイントと考えております。
【大証白金】
大証白金は、昨日もコメントしたように、中国市場休場、ファンド消極的であるため、上昇力が鈍いように思います。今後の相場見通しは、会員サイトで述べたため割愛しますが、少しプラチナスポット、NYプラチナ、大証白金の関係性についてお話しします。プラチナスポットよりNYプラチナは、現在2ドル割高になります。その一方でプラチナスポットより大証白金は、30~40円割安になっております。つまり、大証白金先限が世界一安いプラチナになります。ちなみに、本日は昨日よりも割安が拡大しています。恐らく、日経平均、NYダウ時間外取引が軟調だからだと思います。
今月は、貴金属2月限の納会があります。少し長くなりますが、2月限から12月限の高安と、平均値・2/3終値を掲載したいと思います。
まず初めに2022年2月限は、高値4440円(昨年5/11)、安値3221円(同9/21)、平均値3830円(終値3826円)
4月限、高値4447円(同5/11)、安値3195円(同9/21)、平均値3821円(終値3804円)
6月限、高値4036円(同11/17)、安値3200円(同9/21)、平均値3618円(終値3781円)
8月限、高値4044円(同11/17)、安値3185円(同9/21)、平均値3614円(終値3783円)
10月限、高値4050円(同11/17)、安値3285円(同12/16)、平均値3667円(終値3774円)
12月限、高値3850円(今年1/27)、安値3486円(同1/12)、平均値3668円(終値3771円)
になります。ご覧いただきますとお分かりになりますが、2月・4月限が平均値とほぼ同価格で、それ以外は平均価格を上回っております。これで何を判断するかですが、国内の内部要因で、買い方・売り方どちらに分があるか、理解できると思います。決して国内内部要因があるいとは思いません。(日柄の問題、高安の時期、出来高などの問題もあるため、必ずしも、そうだということではありません。あくまでも私の見解です。)
よって、①プラチナスポットより大幅割安であること②国内内部要因は買い方有利であること③中国市場休場にも関わらず、内外ともに堅調に推移していることなどから、買い方針維持とします。
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