昨日は、先週末に発表した米雇用統計やECBの利上げ観測を意識し、ドル円が132円台まで上昇しました。今月14日・15日のFOMC、9日のECB理事会までは、ドル・ユーロ高、円安が意識されることでしょう。その後も、日本と欧米の金融政策の違いにより、円の独歩安が予想されます。
【大証白金】
以前私は、「森」すなわち週足チャートを見て、大相場を狙うとお伝えしました。それに加え、もう一つの森を見てマーケットを分析することもあります。つまり、白金以外の金融商品です。例えば、ドル・円相場、株式相場、大証金相場、原油相場などを見て、大証白金の相場分析することもあります。市場環境が悪化している状況では、例え大証白金の需給が好転したとしても、上昇に陰りがあります。そう言ったことから、他市場を分析しながら、大証白金の相場上昇力を分析します。今後のコメントもご参考にしてみてください。
大証白金は、買いスタンス継続です。大証市場では、円安が下値サポート要因になると考えます。ただし、今回の円安はドル高によるものであり、当然NY市場の圧迫要因になります。しかし、ここで意識しておくのは、ドル高・円安でNYプラチナが反発するところです。そのような状況でもNYプラチナが反発した場合は、NY市場の下値が近いと判断して良いでしょう。
目先的な考え方は、4200円~4000円のレンジ相場があると思います。私が思い浮かべているゴールを達成するにあたって、このまま上昇し続けない方が良いと考えます。つまり、上昇過程の道中でエネルギーを蓄積しない限り、再び崩れやすくなるため、今は常に足場を固める動きを見せると予想します。よって、〇〇〇〇円台を買い拾いと考えております。
【大証金】
大証金は、買い方針継続です。昨日も述べたように、NY金市場においては、既に9月までの0.5%ずつ利上げを織り込んでいると思います。そのため、大口投機家の買いポジションが激減したと判断しております。その一方で、NY金ETFが5月17日に比べ、今でも14トン近く増加しており、NY市場の下値は限定的と予想します。当然、ドル高・円安であるため、NY金の上値が重くなるのは仕方がないことです。NY金の行方も重要ですが、ドル円とNY金の関係性で、大証金がプラスサイドなのか、マイナスサイドなのかで評価するのも良いでしょう。いずれ、大証金は、円安・NY金高を意識し、最高値更新すると予想しております。そう考えると、7500円~7600円を当面下回ることはないと判断しております。
【日経225】
5月30日のブログ「全体的にネガティブ相場が後退したか!?」で、日経平均を高評価し、その後買いの意識をもって臨んできました。会員サイトでも、27100円台、27200円台で買い推奨し、その買い玉を28000円以上で一旦利食いを提案しております。
基本は買い方針継続です。28000円どころは売り圧力が強まる可能性もありますが、円安の恩恵を受ける輸出株の好調さが、今後の日経平均株をサポートすると予想しております。よって、今後も買い場を探していきます。
https://first-traders.com/metal/8755/
↑5月30日ブログ内容
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