東京トウモロコシは、9月4日にもコメントいたしましたが、シカゴ市場でファンドが売り過ぎているため、東京市場20800円どころは弱気する相場ではないとし、ここからは買い主体の逆張り方針とお伝えしました。
既にシカゴ市場では、先月10日に発表されました需給内容(単収169.5Bu 、期末在庫22.73億Bu)はほぼ織り込まれており、9月限で3.3ドルまで売られることとなりました。12月限でも3.44ドルまで売られることとなりました。しかも、この間シカゴ市場におけるファンドは、10万枚近く売りポジションを増加させていました。
私が買い主体とお伝えしておりますのは、①ファンドの買戻しが入りやすい②価格低下により実需の買いが入りやすい。逆張り方針とお伝えしておりますのは、①在庫が豊富であるため農家の現物売りが出やすい②ファンドの買いに継続性が感じられないといった理由になります。
上記のチャートを見て頂きたいのですが、シカゴコーンの日足チャートに取組を合わせたものになります。先月末に当業者とファンドの買いポジションお減少により、取組が大幅に減少しました。今月に入り、やや取組が増加していますのは、恐らくファンドの新規買いが若干入り始めていると考えます。
あくまでも大きな上昇は期待できないため、ある程度値を戻したところでは売りも考えておりますが、今は買い主体の逆張り方針で臨むのが良いと考えます。イメージとしましては、東京トウモロコシ〇〇〇〇〇円~〇〇〇〇〇円のレンジとします。
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