東京トウモロコシは、堅調に推移しております。売り方針を21600円以上から掲げておりましたが、昨日のシカゴ市場では、売られ過ぎの反動で反発し、東京市場も高値を維持する動きとなりました。会員サイトでは、終値ベースで〇〇〇〇〇円を上抜いた場合は、一旦売り玉撤退としますが、基本的な姿勢は変わりません。
恐らく、昨日のシカゴ市場では、売り方ファンドの買戻しが若干入ったように思えます。(出来高が、先日よりも多かったため)昨日、シカゴ市場引け後に発表されました作況報告及び収穫進捗率で、作柄良以上が66%と前週よりも1ポイント改善、収穫進捗率は38%と平年59%を大幅に下回っております。弱材料、強材料が一気に出たわけですが、材料の大小を考え、目先・大勢の材料化を考えることが大事と思います。昨日の材料は、大きな流れを変えるような材料ではありませんが、私の考え方では、今材料にされやすいのは収穫進捗率です。以前にもお伝えしましたが、50%以下の収穫率では、収穫遅れは買い要因になります。しかし、50%以上収穫されますと、米農家の現物売りも出やすくなるため、上値を抑える要因になります。つぎに、作柄良以上の66%は単収の増加の要因になるため、大勢観に対するサブ要因になります。
つまり、目先は買われやすいものの、時間とともに売り場を提供すると考えているため、22000円近い水準では売りの考えに変わりはありません。
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