東京トウモロコシは、少なくとも上昇3つの要素は緩和された。

 本日、米国市場メモリアルデーのため、休場となります。NYMEXは短縮取引、CBOTは完全に休場となります。そのため、毎週日本時間火曜日朝方に公表されます作付進捗率等は、翌日水曜日の朝方に延期されます。

 東京トウモロコシの相場について、いつもいつも売り売りでの話になります。さすがに、26000円台まで上昇するとは思えませんでした。ただし、振り返りますと、為替円安、NY原油高、海上運賃上昇、米中貿易摩擦緩和、南米生産高減少などなどと、強材料が満載となっておりました。コーンの材料である作付遅れは、正直インパクトのある材料ではないと考えております。つまり、コーンの材料以外で買われた可能性が高いと思っております。(原油高と円安が上昇要因)

 それでは、今後どうなるでしょうか?私が述べるまでもないと思います。NY原油が70ドルを先週末にあっさり下回り(OPECの100万バレルの増産見通し)、円安も一服感となり、海上運賃は暴落しております。以前買われていた要素の少なくとも3つに対して変化し始めています。次に、米国産トウモロコシの作付遅れに対してですが、先週81%まで進み、過去5年平均と並びました。(今は作付は遅れておりません。)一部の農家は、米国産大豆へ作付をシフトするとの見方もありましたが、今現在のシカゴ市場の比価であるならば(1対2.57)、わざわざ大豆を作付けする必要はない思われます。因みに、昨年同時期のシカゴ大豆との比価は、2.6~2.65でした。つまり、昨年に比べますと、トウモロコシの方が割高という事になります。

キャプチャ⇦バルチック海運指数

 とは言いましても、原油が反発した場合は、同じように内外のトウモロコシも買われやすくなりますが、シカゴ市場におけますファンドの買いポジションは、未だ63万枚以上と大量に保持していることから、少なくとも10万~15万枚程度のポジション調整が入ると、私は予想しています。

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