昨日に続き、本日は東京トウモロコシのイメージ。

キャプチャ (59)

 トウモロコシに関しましては、昨日お伝えした通りになります。基本は、売り方針です。

ただし、上記のチャートをご覧いただきますと理解できると思いますが、シカゴコーンはやや売られすぎております。昨日のシカゴコーン安は、2‐3日に行われた米貿易協議に対して警戒感が出たことから、大豆が売られ、それにつられるようにコーンも下げる結果となりました。しかし、それだけではなく、米産地では理想的な天候が続いていることも下げの要因になったようです。

 ここからですが、12日に需給報告があります。それまでシカゴコーンが、3.90~3.80ドルで揉み合いを演じるようならば、発表後は売られると考えております。なぜならば、本日朝方発表されました作況報告で、良以上が前週と同じく79%だからです。12日の需給報告は、6月1日時点の需給内容であり、この作柄を考慮するのならば、単収は先月見通しよりも上方修正してくることでしょう。

 一方、既に市場が作柄良好を意識し、3.80ドルを下回り、3.70ドルまで下落するようならば、12日の需給報告で安値を買い拾われる可能性があります。なぜならば、天候相場が終了したわけではなく、このまま作柄良以上79%を維持するのは困難だからです。

 ただし、仮にどちらにせよ価格が戻した場合は、再度月末に高値を売りで考えたいと思います。私の予想ですが、29日に発表されます作付推定面積は、恐らく3月末時点の数字を上回ると見ております。

よって、利食いを意識しつつ、売り場を探していきたいと思います。売りの最終目標は、〇〇〇〇〇円。シカゴコーン市場におけるファンドのロングポジションが減少しない限り、安値を出し切らないと考えます。

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