東京金は、ドル安で買い方針。東京トウモロコシは、供給過剰で売り方針。

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 昨日は、米長期金利が反発したことで、ドルインデックスも安値から切り返し、その影響からNY貴金属市場に利食い売りが入ったと考えております。そのため、東京市場も売られることになりました。昨日コメントしましたように、ドル高が貴金属市場にとって売り要因、ドル安は買い要因という事は明らかです。

 上記のドルインデックスを見ますと、私は既に天井を打っていると考えております。75日平滑移動平均線が下値サポートされましたが、5日線は下向きになっていることから、徐々に上値が重くなると予想します。ドルインデックス日足の5日線が95.13ポイントであるため、95ポイントまで反発した場面では、東京金を買ってみるのが良いと考ええます。貴金属は買い主体で考えていきたいと思います。

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 本日は、簡単にトウモロコシのコメントを致します。先週、プロファーマ社がクロップツアーを行い、各州の畑を調査したところ、単収177.3Buと発表。8月の農務省の見通し178.4Buを下回ったものの、昨年に引き続き豊作見通しとなっていることから、上値の重い展開が予想されます。テクニカル面で見ましても、既に5月天井となっており、7月には戻り高値となったことから、恐らく7月高値24750円を上回ることは、当面ないでしょう。しかも、クロップツアー発表前の高値24330円(8月20日)をも上回れないと考えております。そうしますと、今から1000円のリスクはないと思われます。ましてや、5週平滑移動平均線が23820円であるため、正直23800円以上も考えにくい。このように上値を消去していけば、自ずと自分のポジションを分析することができます。

 つまり、23900円以上を売り玉のロスカットに設定し、23500円でも売りを考えるのが有効と思います。ここは、売り玉利食いはせずに、売り増しを考えるチャンスだと、私はそう思います。

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