需給報告で余程のサプライズにならない限り、上値限定的か!?

 東京トウモロコシは、売り方針。ですが、ここにきて予想以上に堅調となっております。

 日本時間13日午前1時に米農務省から需給報告があります。その事前予想を見ますと、2018/19年度の期末在庫は、15億9000万Bu(前月見通し16億8400万Bu)、生産高見通しは145億0600万Bu(同146億0400万Bu)と下方修正予想となります。因みに、輸出等の需要に変動がない場合、単収は177.3Buと予想されます。前月予想は178.4Buでしたので、市場は強気になっているようです。

 ただし、6月12日に発表されました需給報告の中で、期末在庫が15億7700万Bu(前月見通し16億8200万Bu)と下方修正されましたが、シカゴコーンは3.8ドルまでしか上がらず、その後急落を見せていることから、仮にそういった結果が出たとしましても、方向転換をする必要はないと思います。むしろ、既に米農家は収穫を始めていることから、高値では米農家の売り物が出やすくなると予想しております。

 明日の発表までは買われやすい展開が予想されますが、底を打っている相場ではないと考え、売り方針を継続したします。

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