FOMC次第。トウモロコシは売りスタンス。

今週は、FOMC次第。そのため、それまでは大きな変化はないものと考えます。

 ただし、0.25%~0.5%の利下げは既に相場へ織り込んでおり、仮に利下げなし、若しくは0.75%の利下げ・今回0.25%利下げ、更に年内2回の利下げ余地を残す以外は、材料出尽くしにより、上昇している銘柄は利益確定売りによって、価格を押し下げることが予想されます。

 いずれにしましても、FOMC後の相場を見ない限り、正直何とも言えません。

 東京トウモロコシは、売りスタンス継続です。7月22日コメントでは、本格的な下落は8月以降と予想し、その考え方は今でも変わりません。そのため、安値を売らず、戻りをしっかり売っておくのが良いでしょう。今回のトウモロコシ天候相場のポイントは、作柄です。作柄が改善されない限りは、下値にも限界があります。その作柄を調査するために、今月・来月は調査員が畑に入ります。その結果は、8月12日の需給報告に反映される可能性があります。そこで、作柄が予想よりも悪くない場合、単収が170Buまで跳ね上がり、シカゴコーン4ドル割れが見えてくることでしょう。そうならない場合(作柄不良)は、4ドルを下値とした相場展開が続くことでしょう。

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