東京トウモロコシは、買い方針継続。

12日、米農務省からの需給報告は、単収・生産共に事前予想を上回る内容でした。昨日のシカゴコーン上昇は、中国が米国から農産品を購入するとの材料。そのため、需給報告で買われたわけではなく、大豆上昇によりつれ高となったように思います。

ただし、東京トウモロコシは買い方針で臨みたいと思います。一旦、利益確定売りも必要な場面ではありますが、いずれまた、単収は下方修正されると考えております。作柄が悪化しているにもかかわらず、1エーカー当たり168Bu以上収穫できるか疑問です。

しかも、米中貿易摩擦の影響から米大豆・小麦農家が苦しい現状の中で、トウモロコシ農家に対してダメージを与えないためには、支援策か価格を上昇させる何らかの要因が必要になります。そうしますと、シカゴコーンの下値には限界があると考えております。

よって、来週の突っ込みは買い拾っていきたいと思います。

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