10月第2週がポイント

東京トウモロコシは、本日急落しております。ただし、価格はここ最近のレンジの下限。26日のシカゴ市場は、ハーベストプレッシャー懸念と中国が米国産トウモロコシ蒸留粕(DDGS)の輸入に高額関税を検討していると報じたことが売り材料となり、東京市場で19000円前半まで売られることとなりました。しかし、その一方で買い材料もないことはありません。収穫進捗率が、15%まで進んでおりますが、過去5年平均(19%)、昨年(16%)と遅れているのも事実です。

今のトウモロコシ相場は、ファンドが新規売りを増やすと当然価格は下がり、ファンドの買戻しで反発するといったところ。そう死なすと、来月12日までは、シカゴ市場でファンドが売り玉を増やしているところでは、東京市場で新規買いをし、シカゴ市場でファンドが売り玉を買い戻しているところでは、新規売りをするのが良いでしょう。来月12日は需給報告、14日は納会であるため、10月第2週がポイントになりそうです。

基本は買いで臨みたいところです。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の穀物銘柄記事