万が一に備えながら、相場は買い主体。12:40

 昨日の米国CPIコア指数は、前月比0.4%(市場予想0.4%)、前年同月比5.6%(同5.6%)と市場予想通りでした。そのため、インフレが緩やかに鈍化し、利上げ後退を意識しているようです。しかし、その後のFOMC議事録で、金融不安に対する警戒を強めていたことが判明し、株式市場の圧迫要因になりました。フェドウォッチによる5月FOMCでの0.25%利上げ確率は、65.4%です。5月は、0.25%利上げするとの見方が強まっております。

【大証金】

 大証金は、引き続き8470円~8670円レンジをイメージし、買いを意識したトレードが良いと考えます。会員サイトでは、押し目買いの価格帯を掲載しておりますが、相場上昇時は❛押し目待ち❜に❛押し目なし❜といった動きが多々あります。トレードで重要なことは、①相場の流れの見極め②値ごろ感不要③万が一の備えと考えます。昨日、天井探しをする相場ではないと指摘。天井を売りたい気持ちになることは、全て値ごろ感での意識が強いため。(過熱した相場は別)私は、以前一度、大証金の売りをコメントしたことがあります。ただし、その後売りポジションのロスカットがヒットし、それからは再び押し目買い方針で臨んでおります。

 相場が上昇トレンドを形成しているうちは、買いを考えるしかありません。しかし、7000円台より8000円台は高く感じ、8400円台より8600円台も高く感じます。そのため、ストップロスが必要になります。つまり、先ほどの③です。万が一、下落しても良いように予め損決済する値段を決めておくだけで、買いやすくなります。なかなか難しいことですが、、、

 NY金市場を見ますと過熱感はなく、今すぐに大きく崩れるような相場ではないと考えております。そのため、以前から指摘している2000ドルを相場の分岐点と考え、2000ドル以上は買い方針、2000ドル割れ(終値ベース)は買いポジション解消を意識するのが良いでしょう。

円高・円安で大証金が上下動したのは、過去のこと。(上値が重く、下値が堅くなることはある。)NY金が上昇するか否かを判断するのが重要なことです。

【大証白金】

 昨日米CPIの結果を受け、市場は利上げ後退が意識しをやや強め、ドル安に振れたことでNYプラチナが買い拾われる結果となりました。大証白金はここ最近の高値を上抜けたこともあり、短期トレンドは3日~4日間は変化しないと予想できることから、当面相場が下げたとしても買い拾われやすいと考えております。

 以前からNY市場で1000ドルが相場の分岐点と指摘し、その価格を維持している以上、大口投機家の手仕舞い売りは出にくいと考えます。以前のような相場の過熱感はなく、私の予想していたレンジを再度引き上げ、〇〇〇〇円~〇〇〇〇円をイメージしながら、買い拾ってみるのも良いでしょう。ただし、押し目なくして、仮に〇〇〇〇円を上回る価格が早い段階で出現した場合、正直新規売りも視野に入れていきたいと思います。(詳しい価格については、会員サイトに掲載しております。)

 

日経225は、会員サイトをご覧ください。

無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。

 お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

first_traders_ts@yahoo.co.jpまで、メールにてお問い合わせください。

なお、会員も募集しております。お気軽にご参加ください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事